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CRPS(RSD)

CRPS(RSD)は証明が難しい傷病
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このページでご紹介するLINXの弁護士の解決実績

LINX FILE 017【CRPS7級】
医師の協力を得てCRPS証明&保険会社の減額主張否定の結果4323万円獲得

CRPS(RSD)

CRPS(RSD)とは、日本語では反射性交換神経ジストロフィーと呼ばれていて、外傷により交感神経に反射異常が生じて、慢性的な疼痛や痺れが生じる傷病です。CRPSに特徴的な症状として、灼熱痛、誘発痛(アロディニア)、感覚過敏、浮腫、皮膚の異常、発汗異常などがあります。怪我は軽傷でも、症状は重篤になってしまうことがあり、専門医以外の医師が診断するのは非常に難しい病気です。

これからリンクスの弁護士の解決実績LINX FILE017【CRPS7級】医師の協力を得てCRPS証明&保険会社の減額主張否定の結果4323万円獲得に基づいて、後遺障害等級認定獲得や適切な補償を受けるためのポイントをご説明させて頂きます。

CPRSであること自体の証明

CRPSであること自体を証明するためには、次の3要件が必要とされています。

関節の拘縮

骨の萎縮

皮膚の変化(皮膚温の変化、皮膚の萎縮)

これらの存在を、関節の可動域の検査、レントゲン、サーモグラフィー等により証明することになります。

リンクスの弁護士の解決事例では神経の専門医を受診しCRPSの診断

被害者女性は、自転車で横断歩道を渡ろうとしたところ、自動車に衝突されて転倒し、左上肢を地面に強く打ちつけました。被害者女性は、左上肢全体に強い痛みが残り、やがて肩、肘、手、手指の関節が拘縮して、動かなくなってしまいました。被害者女性は途方に暮れてしまい、リンクスの弁護士に依頼されることにしました。被害者女性は、リンクスの弁護士のアドバイスを受け、神経の専門医を受診し、CRPSという診断を受けました。そして、関節の可動域の検査、レントゲン、サーモグラフィーに加えて、筋委縮の検査、筋力の測定を実施しました。

その結果、被害者女性には、関節の拘縮、骨の萎縮、皮膚温の低下、筋の萎縮、筋力の低下の存在が明らかになり、CRPSで7級の後遺障害等級の認定を受けることができました。

CRPSによる損害の専門的証明

CRPSで後遺障害等級認定を獲得しても、保険会社は、被害者の体質に原因があるとか、精神的な影響があると主張して、減額(素因減額)を要求してくることがあります。また、CRPSには改善の可能性があるから、後遺症が影響する期間は短くなるなどと主張して、減額を求めてくることもあります。

被害者は、頑張って後遺障害等級認定を受けても、このような保険会社の減額の主張と闘わなければなりません。

リンクスの弁護士の解決事例では主治医からの意見書を証拠として提出

保険会社は、裁判において、被害者の体質に原因があることや、被害者女性が事故後、精神科に通院していたことから、精神的影響が大きいと主張し、減額(素因減額)を求めてきました。

これに対し、リンクスの弁護士は、事故後に精神が落ち込んで精神科に通院することはよくあることであると主張したほか、主治医から被害者の体質に原因はなく、精神的影響もないという意見書をもらって、証拠として提出しました。

その結果、裁判所は、判決において、保険会社の減額の主張を退けました

結局、被害者女性は、4323万円の損害賠償金を認められました。

リンクスはCRPSの後遺障害等級の獲得実績多数

リンクスの弁護士は、800人以上の交通事故被害者の方から無料相談をお受けし、400人以上の交通事故被害者の方からご依頼頂いてきました。

その中で、数多くのCRPSの後遺障害等級を獲得し、適正な補償を実現させてきました。

CRPSの後遺障害でお困りならリンクスにご相談を

リンクスでは、CRPSの後遺障害でお困りの方適切な後遺障害等級認定を受け、適正な補償をお受け取りになられたい方をはじめ交通事故でお困りの被害者の方のため、無料相談 をさせて頂いておりますので、是非ご利用ください。

このコンテンツの監修

藤川真之介 弁護士の写真

弁護士法人法律事務所リンクス
代表弁護士 藤川 真之介

交通事故の被害者の救済に取り組む。特に後遺障害等級の獲得に注力し、担当した裁判例が交通事故専門誌「自保ジャーナル」2048号等多数掲載。京都大学法学部卒業。2007年弁護士登録(日弁連登録番号35346)。京都弁護士会所属。2016年に交通事故被害者のための法律事務所として弁護士法人法律事務所リンクス(日弁連届出番号1030)創設。

リンクスの顧問医のご紹介

顧問医師 濱口 裕之氏の写真
顧問医師
濱口 裕之/はまぐち ひろゆき

法律事務所リンクスのの顧問医の濱口裕之です。
後遺障害等級認定に当たっては、主治医が作成する後遺障害診断書、画像や検査が大事ですが、多忙な主治医は、「充実した内容の後遺障害診断書」を作成したり、後遺障害を証明するために必要な「画像の撮影」や「検査の実施」を積極的に提案してくれるとは限りません。

私が代表医師を務めるメディカルコンサルティング合同会社では、法律事務所リンクスに依頼された交通事故被害者の方の主治医が作成した後遺障害診断書などを、交通事故に詳しい各科の専門医が画像鑑定や意見書などを作成して補填することが可能です。

私たちは、交通事故被害者の皆様の後遺障害を証明するために、数多くの案件で法律事務所リンクスの弁護士と連携し、結果を出してきました。このページをご覧になっている交通事故の被害者の方が、適正な損害賠償を受けられるようサポートさせていただきますので、ご安心ください。

経歴 医学博士
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本リウマチ学会専門医
日本リハビリテーション医学会認定臨床医
メディカルコンサルティング合同会社 代表医師 兼 CEO

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