橈骨遠位端骨折の後遺症は？完治期間や仕事復帰は？リハビリシーネ固定は？
橈骨遠位端骨折は後遺障害１２級以上の可能性大。
バイク事故で後遺障害１０級となり２５００万円獲得事例をご紹介。
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橈骨遠位端骨折の症状や後遺障害等級は？
橈骨遠位端骨折は橈骨（肘から手に伸びる骨のうち親指側の太いもの）が先端の手首側で骨折することです。
橈骨遠位端骨折の主な症状は、手首を曲げる機能が障害されたり、手首に痛みが残ったりします。
このページでは、法律事務所リンクスの交通事故に強い弁護士が、橈骨遠位端骨折によるシーネ固定やリハビリ、仕事復帰や完治までの期間を説明した後、バイク事故で右橈骨遠位端骨折をして１０級を獲得し２４００万円余りの損害賠償を受けた事例をご紹介します。
交通事故の骨折の慰謝料の相場全般については、「交通事故で骨折した人が知っておくべき慰謝料の相場」をご覧ください。
交通事故で橈骨遠位端骨折をした場合の後遺障害等級は次のとおりです。
| 後遺障害等級 | 上肢の機能障害・神経症状の内容 |
| ８級６号 | 関節が強直したもの 関節の完全弛緩性麻痺またはこれに近い状態にあるもの 人工関節・骨頭を挿入置換した関節の可動域が健側の2分の1以下までに制限されているもの |
| １０級１０号 | 関節の可動域が健側の2分の1以下までに制限されているもの 人工関節・骨頭を挿入置換したもの |
| １２級６号 | 関節の可動域が健側の4分の3以下までに制限されているもの |
| １２級１３号 | 局部に頑固な神経症状を残すもの |
| １４級９号 | 局部に神経症状を残すもの |
交通事故で橈骨遠位端骨折をした被害者のための無料電話相談実施中
法律事務所リンクスの無料電話相談では、交通事故に強い弁護士が、交通事故で骨折をしてお困りの被害者のための電話での無料相談を実施しています。
交通事故で骨折をした場合、治療に集中して早く仕事や日常に戻りたいにもかかわらず、警察や保険会社の対応に追われてしまい、大変です。
弁護士に依頼すれば、どのように対応すればよいかのアドバイスを受けたり、窓口を任せたりすることができますので、治療や仕事復帰に集中することが可能です。
交通事故で骨折をしてお困りの被害者の方は、0120-917-740にお電話を頂くか、LINEで交通事故の無料相談をお申し込みください。
橈骨遠位端骨折でプレートを入れる手術をする場合
橈骨遠位端骨折でプレートを入れる手術が必要となるのは、大きなずれが生じた場合です。
この場合、骨の癒合を隠して、手術から６～１２か月後にプレートを除去する手術をすることになります。
橈骨遠位端骨折によるシーネ固定期間は？
これに対し、関節のずれが小さい場合には、シーネ固定をするなどして手術をしない保存療法が選択されることも多いです。
その期間は４～６週間になることが多いです。その後リハビリをすることになります。
橈骨遠位端骨折のリハビリは？
橈骨遠位端骨折のリハビリは、手指の運動については手指の関節が固まらないようすぐに開始し、手首の運動については手首に負荷がかからない運動から開始します。
橈骨遠位端骨折の完治期間は？
橈骨遠位端骨折の完治期間は、骨折の部位や程度、手術の有無で異なりますが、交通事故や労災による治療を受けている場合には早くて半年、抜釘手術等が予定されている場合には再手術やその後のリハビリを含めて１年以上かかることが多いです。
橈骨遠位端骨折の仕事復帰までの期間は？
橈骨遠位端骨折の仕事復帰までの期間は、医師に業務内容を伝えた上で医師と協議して決めることになりますが、目安となるのは骨癒合したタイミングです。
仕事を休む必要がある場合、会社に対する証明をしてもらうだけでなく、保険会社に対する証明をしてもらうことが大事です。
保険会社は、医師が休業の必要性を認めていなければ、休業補償を支払わないからです。
バイク事故で右橈骨遠位端骨折をして後遺障害１０級を獲得し２５００万円余りの損害賠償を受けた事例
被害者男性は、バイクで直進中、対向車線から路外に右折で出ようとした四輪車に衝突されて転倒する交通事故で、右橈骨遠位端骨折を受傷してしまいました。
被害者男性は、２ヶ月以上入院することになり、自分では交渉できないと考え、リンクスの弁護士による無料電話相談を受け、依頼することにされました。
その後、被害者男性は退院しましたが、リハビリのために１年以上通院することになりました。
結局、右の手首の可動域が２分の１以下に制限される後遺症が残ってしまったことから、リンクスの弁護士が自賠責保険に後遺障害等級の認定手続を取りました。
その結果、被害者男性は、右橈骨遠位端骨折で後遺障害１０級、その他の後遺障害と合わせて後遺障害併合９級の認定を受け、自賠責保険金６１６万円の支払を受けることができました。
その後、リンクスの弁護士は、保険会社と示談交渉を進めたところ、当初は８００万円、次に１５００万円という提示がありました。
リンクスの弁護士が粘り強く交渉した結果、保険会社は１９００万円を支払うことに応じることとなり、自賠責保険金と合わせて２５００万円余りを受け取ることに成功しました。
法律事務所リンクスは橈骨遠位端骨折による後遺障害等級の獲得実績多数
リンクスの弁護士は、３０００人以上の交通事故被害者の方から無料相談をお受けし、１５００人以上の交通事故被害者の方からご依頼頂いてきました。
その中で、数多くの後遺障害等級を獲得し、適正な補償を実現させてきました。
リンクスでは、後遺障害でお困りの方、適切な後遺障害等級認定を受け、適正な補償をお受け取りになられたい方 をはじめ交通事故でお困りの被害者の方のため、無料相談・電話相談をさせて頂いておりますので、是非ご利用ください。
このコンテンツの監修
弁護士法人法律事務所リンクス
代表弁護士 藤川 真之介
交通事故の被害者の救済に取り組む。特に後遺障害等級の獲得に注力し、担当した裁判例が交通事故専門誌「自保ジャーナル」2048号等多数掲載。京都大学法学部卒業。2007年弁護士登録（日弁連登録番号35346）。京都弁護士会所属。2016年に交通事故被害者のための法律事務所として弁護士法人法律事務所リンクス（日弁連届出番号1030）創設。
