LAWYERS INTRODUCTION
弁護士・スタッフ紹介
弁護士
原田 龍一
LAWYER
HARADA RYUICHI
肩の荷を下ろしていただける相談を。
弁護士を志すきっかけは大学生ときに所属していた法律相談サークルでの出来事です。
当時、「相談に来てよかった」と相談者の方に思ってもらえるようにと、自分がこれまで勉強してきた事柄を1つでも多くお伝えしようと必死で相談をしていました。
すると相談者の方から、「法律的な知識もだけど、原田さんが話を一生懸命聞いてくれたから、これまで悶々としていた気持ちがとても軽くなりました、ありがとう」と言葉をかけてもらいました。
このようなお言葉をかけていただいたときの温かく嬉しい気持ちは忘れられません。
「自分が学んだことを活かして誰かの助けになればこんないい仕事はない!」と思ったことが弁護士を志すきっかけになりました。
相談者・依頼者様の声が我々のコンパス
仕事の中で特に心がけていることは、相談者・依頼者様にお話しいただく際、お困りのことや、ご不安なことをありのままお話していただける雰囲気を作り出すことです。
あるご依頼者様にとっての最善の事件解決が、他のご依頼者様にとっても当てはまるとは限りません。
我々弁護士は法律のプロとして法令・判例等を調査し、多くの事件と向き合ってきた蓄積をもっております。
しかし、ご依頼者様の真のご要望が分からなければ、その引き出しの中のどの解決策が最善かを判断することができません。
最善の解決の道を共に歩んでいくためにはご依頼者様にお気持ちをありのままお伝えいただくことが不可欠です。 そのために、ご依頼様が何にご不安を抱かれているのか、解決に際して何を求めていらっしゃるのかを感じとる努力を怠らないようにしています。
現場に行かなければ始まらない
案件のなかで特に、今の私の業務に対する考え方の礎になっていると感じる案件は1年目に担当した案件です。
その案件は工場勤務の10代の依頼者が交通事故によって、利き手に可動域制限(動かしにくさ)の後遺障害が残ったという案件でした。
相談当初より、身体が交通事故以前のようにならない悔しさや、これまで一生懸命働いてきた仕事を続けられないかもしれないという不安をおっしゃっていました。
本人からは後遺障害の残った利き手での業務への支障を、口頭ではお聞きしていましたが、より詳細な検討・意見書作成のため、実際に工場での作業を見聞させていただくことにしました。
実際に目の当たりにした工程を意見書にすると、口頭でお聞きして作成した意見書より遥かに詳細に、かつありありと後遺障害の業務への支障を表現することができました。
また職場に直接私が掛け合ったこともあり、職場から損害賠償請求に必要な資料もご提供いただくことができ、後遺障害の業務への支障(逸失利益)につき、相手方保険会社にほぼ満額認めさせることができました。
この一件を通じて、まずもって弁護士である私が足を動かして実際に調査・確認することで、関係者様にも動いていただき、ひいては依頼者様の心も動かせられるような事件解決に繋がると実感しました。
熱い想いは、プライベートから。
趣味は広島カープ応援です。
私自身広島出身ということもあり、修習(司法試験合格後の研修)も同じ中国地方の島根県松江市で受け、生まれたときからのカープファンです。
どんな厳しい試合でも常に立ち向かっていく選手の姿を見ていると、スタンドで応援している私も自然と熱くなってしまいます。
私も常に、「頭は冷静に、心は熱く」をモットーに案件に立ち向かっております。 依頼者様から「話には説得力があり、不安な気持ちを安心に変えてくれるほど勢いがあって頼もしかった」とのお声をいただいたことがありますが、このモットーは案件の結果のみならず結果に至る過程も含めて、依頼者様に安心感を抱いていただける一助になると自負しております。
経歴
2021(令和3)年 | 同志社大学・同法科大学院を経て司法研修所入所(74期) |
2022(令和4)年 | 当事務所当事務所入所(京都弁護士会) |
2024(令和6)年 | 第二東京弁護士会に登録換え |
現在 | 同志社大学法学部法曹コース科目添削指導 同志社大学法科大学院アカデミック・アドバイザー |
お客様へのメッセージ
法律相談にお越しの方は、望まざる紛争によって様々なトラブルをお抱えのことと思います。
その解決のために時間を費やすことを余儀なくされているのはもちろん、日常生活の中でもそのトラブルのことが頭をよぎり、気づかぬうちに精神を擦り減らされている、ということもあるのではないでしょうか。
ですので、ご相談の際には、まず緊張を解き、背負っている荷物をおろして、リラックスをしてください。
そして、不安や悩みを余すことなくすべて私に伝えてください。
紛争の解決は金銭賠償という無機質なものになることも多いです。
しかし、紛争が解決しても、相談者様の人生は続いていきます。
事件の解決をきっかけにして、少しでも人生に希望を見いだせるような、笑顔を取り戻していただけるような、相談者様の人生に寄り添う紛争解決となるよう誠心誠意努めて参ります。
おひとりで悩まず、どうぞ、お気軽にご相談ください。一緒に、解決への道を歩んでいきましょう。