LAWYERS INTRODUCTION
弁護士・スタッフ紹介
弁護士
金井 佑介
LAWYER
KANAI YUSUKE
なぜ弁護士になったのか
高校生の頃、映画「HERO」やドラマ「クロサギ」を見ました。「HERO」は、地道に現場を調べたり、丁寧に関係者から話を聞いたりする検察官の姿が描かれ、難事件でも粘り強く真相に迫る主人公の姿が心に残りました。また、「クロサギ」は、詐欺師から騙された家族をもつ主人公が詐欺師となり、詐欺師からお金を取り戻すというストーリーでした。
これらの作品を見て、「法律家ってかっこいいな」、「法律を知っていると強いな」という、いわば憧れが生まれました。今思えば、少しミーハーな気持ちがきっかけだったかもしれませんが(笑)、その気持ちは「法律で人の力になりたい」という想いに発展しました。
その想いが、大学受験で法学部を選び、法科大学院へと進む大きな原動力となりました。 今でも、その想いが私の仕事への情熱を支えています。
目指す弁護士像、仕事の中で心がけていること
弁護士として、ただの「法的な代理人」であるだけでなく、依頼者やそのご家族の立場に「なりかわってみる」ことを大切にしています。
そうすることで、「だからこのご要望があるのか」「この時、こう感じていらっしゃったのか」と、依頼者の抱える想いや行動をより深く理解することができると思っています。
また、難しいご相談をいただいた際に「できません」とお断りするのは簡単ですが、私はそうした判断を安易にしたくありません。むしろ、「なぜ難しいのか」「どうすればこの難しさを乗り越えられるのか」を一緒に考え、依頼者にとっての最善を追求したい──その想いを持って日々の仕事に臨んでいます。
弁護士になってから記憶に残っていることや事件
交通事故で10代の娘さんを亡くされたご両親からのご依頼が、特に記憶に残っています。 相手方には任意保険がついておらず、いくつかの法律事務所に相談されたものの、任意保険がついていないことを理由に対応を断られてしまっていたそうです。
しかし、私たちは、じっくりとお話を伺い、利用できる保険があることを見つけ出すことができました。
また、信号のある交差点での交通事故だったため、信号の色が重要な争点になっていました。膨大な捜査資料を丁寧に確認し、有利な証拠を突き止めました。
最終的にご両親から「リンクスにお願いしてよかった」と言っていただいたとき、「人の力になりたい」という私の想いが結実した瞬間だったように思います。重い責任を背負う中で、力になれたことにほっとし、心から嬉しく感じたことを今でも覚えています。
趣味
家族やペットと過ごすこと、映画やドラマ、漫画を見ること、運動、美味しいものを食べること、たっぷり寝ることが、私の主なリフレッシュ方法です。
家族と過ごす時間は、仕事での緊張感から解放される大切なひとときです。
妻には時々事件について話をすることもあり、法律家でない視点からの意見を聞くことで、斬新な発想や気づきを得られることもあります。
映画やドラマ、漫画を通して、人生に大切なことを学ぶだけでなく、未知の社会や世界観、実際には出会えない人物に巡り合うことができるのも魅力です。
ちなみに、好きな食べ物は「たまごかけ納豆ごはん」です。これを朝に食べると一日が違う気がしています。
リフレッシュのための運動や美味しいもの、睡眠は、健康を保つためにも欠かせません。
経歴
2019(令和元)年 | 早稲田大学法学部、早稲田大学大学院法務研究科を経て司法研修所入所(73期) |
2020(令和2)年 | 当事務所入所(京都弁護士会) |
2022(令和4)年 | 当法人滋賀大津駅前オフィス所長に就任(滋賀弁護士会に登録換え) |
お客様へのメッセージ
「弁護士や法律事務所は、敷居が高い」と感じられる方も多いかと思いますので、できるだけ相談しやすい雰囲気を心がけています。
私自身が固い姿勢で構えると、相談者の方も緊張してしまい、言いたいことが言えなかったり、聞きたいことを遠慮してしまったりするかもしれません。そのため、堅苦しさを感じさせないように努め、難しい言葉もできるだけ避けています。
相談者の言葉に込められた思いや意図をできる限りくみ取り、少しでも力になれるよう全力でサポートいたします。一緒に解決の道を見つけていければと思いますので、どんな些細なことでも気軽にご相談ください。