頭蓋骨骨折の後遺症は?全治何ヶ月で治る?症状や入院期間は?

頭蓋骨骨折の後遺症は様々。
頭蓋骨骨折の高齢主婦の被害者が後遺障害5級で3850万円の示談金を獲得した事例をご紹介。
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頭蓋骨骨折したら症状や後遺症は?後遺障害等級はどうなる?
頭蓋骨骨折の症状は、頭蓋骨骨折に伴う脳の損傷による後遺症であることが多く、主に身体性機能障害と高次脳機能障害があります。
身体性機能障害とは、身体の運動機能等に障害が発生することで、麻痺の範囲(四肢麻痺、片麻痺及び単麻痺)及びその程度(運動性、支持性、巧緻性及び速度についての支障)並びに介護の有無及び程度により、障害の程度が決まります。
高次脳機能障害とは、物事の認識・記憶・判断という人間としての高度な能力に障害が発生することで、意思疎通能力、問題解決能力、作業負荷に対する持続力・持久力及び社会行動能力の4つの能力の喪失の程度により、障害の程度が決まります。
自賠責保険や労災保険は、身体性機能障害の重さの程度と高次脳機能障害の重さの程度を総合的に判断して、後遺障害等級を認定しています。
このページでは、頭蓋骨骨折がどのくらいで治るかや入院期間、頭蓋骨骨折で後遺障害5級が認定されて高齢の主婦が3850万円の示談金を受け取ることに成功した事例をご紹介します。
交通事故の骨折の慰謝料の相場全般については、「交通事故で骨折した人が知っておくべき慰謝料の相場」をご覧ください。
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頭蓋骨骨折の入院期間は?
頭蓋骨骨折は、頭部の外傷なので、軽度の骨折であったとしても、入院して経過観察することが多いです。
軽微な骨折で意識障害がなければ事故当日のみの入院で済みますが、意識障害が認められる場合には意識障害が改善するまで入院する必要があります。
意識障害が改善したとしても、脳の損傷に伴って身体性機能や高次脳機能に障害が生じ、日常生活をするだけの能力が回復していない場合には、更に入院が続くことがあります。特に介護や介助をしてくれる人がいない場合には、入院が長引くことがあります。
頭蓋骨骨折はどのくらいで治る?自然治癒する?
頭蓋骨骨折は、軽微な骨折の場合には自然治癒しますが、脳の損傷を伴う場合には骨折自体は治癒しても、後遺障害が残ることがあります。
この場合、1年~1年半は経過観察した上で、治療を終了することは多いです。
法律事務所リンクスの弁護士が示談交渉に当たった高齢の主婦の方は、重い高次脳機能障害が残ってしまったため、約3年の経過観察を経て治療を終了することになります。
高齢の主婦は頭蓋骨骨折に伴う脳損傷で高次脳機能障害となり後遺障害5級が認定され3850万円で示談した事例
事案の概要
被害者は、自転車に乗って青信号で横断歩道を横断中、右折してきた車に衝突されて転倒し、頭蓋骨を骨折しました。その後約3年にわたり治療を継続し、保険会社に言われるがままに治療を終了して、主治医に後遺障害診断書を作成してもらい、保険会社の後遺障害認定手続で後遺障害5級と判断されました。
その後、保険会社から2500万円弱の金額での示談の提案を受けましたが、保険会社が詳しい説明もしないまま示談を進めようとしていることに不安を感じ、リンクスの弁護士に依頼されました。
リンクスの弁護士の示談交渉
リンクスの弁護士は、後遺障害5級は妥当と判断しましたが、2500万円は示談金として少ないと考えました。
被害者は、ご子息と同居して積極的に家事労働をしていましたが、事故後は頭蓋骨骨折に伴う脳損傷により意欲が低下してしまい家事をあまりしなくなってしまいました。
また、記憶力の低下や金銭管理が認められたため、ご子息らのサポートを受ける必要が生じてしまいました。
そこで、被害者の生活実態を陳述書にまとめ、保険会社との間で示談交渉をすることにしました。
その結果、家事労働の制限について、高額の休業損害と後遺障害逸失利益を認めさせることに成功し、慰謝料と合わせて弁護士依頼前の提示額より1350万円増額させ、3850万円で示談することに成功しました。
法律事務所リンクスは顎骨折による後遺障害等級の獲得実績多数
リンクスの弁護士は、3000人以上の交通事故被害者の方から無料相談をお受けし、1500人以上の交通事故被害者の方からご依頼頂いてきました。
その中で、数多くの顎骨折の後遺障害等級を獲得し、適正な補償を実現させてきました。
リンクスでは、頭蓋骨骨折の後遺障害でお困りの方、適切な後遺障害等級認定を受け、適正な補償をお受け取りになられたい方 をはじめ交通事故でお困りの被害者の方のため、無料相談・電話相談をさせて頂いておりますので、是非ご利用ください。
このコンテンツの監修

弁護士法人法律事務所リンクス
代表弁護士 藤川 真之介
交通事故の被害者の救済に取り組む。特に後遺障害等級の獲得に注力し、担当した裁判例が交通事故専門誌「自保ジャーナル」2048号等多数掲載。京都大学法学部卒業。2007年弁護士登録(日弁連登録番号35346)。京都弁護士会所属。2016年に交通事故被害者のための法律事務所として弁護士法人法律事務所リンクス(日弁連届出番号1030)創設。