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遺産分割を弁護士に相談依頼したらどうなる?弁護士費用の相場も解説

遺産分割を弁護士に依頼すべき場合や弁護士費用が知りたい

遺産分割を弁護士に相談したらどうなる?手続きの流れや弁護士費用がわかる!

遺産分割を弁護士に相談すると、次の3つのことが分かります。

  1. 遺産分割の手続きの流れが分かる
  2. 遺産分割でもらえる相続財産の見通しが立つ
  3. 遺産分割の弁護士費用の見積もりをもらえる

このページでは、法律事務所リンクスの遺産分割に強い弁護士が、遺産分割を弁護士に相談したらどうなるかや依頼すべき場合と遺産分割の弁護士費用の相場について分かりやすく説明します。

法律事務所リンクスは遺産分割の相談が60分無料!

法律事務所リンクスでは、遺産分割に強い弁護士による60分無料相談を実施しています。

相談に当たっては、ご予約いただいた際にご事情を伺い、調査をした上で相談に臨みますので、無料相談の時間内で充実した情報を提供しております。

相談者様が聞き足りなかったということが起きないようにしておりますし、ホワイトボードを使うなどして分かりやすく説明していますので、お気軽にお問い合わせください。

なお、弁護士と他の相談先の違いについて詳しく知りたい方は、「相続の相談はどこの誰にする?おすすめの相談先窓口と相談の流れを解説!」をご覧ください。

遺産分割の手続きの流れが分かる

遺産分割を弁護士に相談すると、遺産分割の手続きの流れを説明してもらえます。

遺産分割の手続きの流れは次の通りです。

  1. 相続人の調査
  2. 相続財産の調査
  3. 遺産分割協議(話し合い)
  4. 遺産分割協議書の作成
  5. 遺産の名義変更・払戻し

なお、遺産分割協議がうまくいかない場合には、遺産分割調停・審判をしたり、訴訟(裁判)を起こす必要があります。

詳しくは「遺産分割の流れは?遺産相続裁判は負ける?訴訟判決で勝つ為には?」をご覧ください。

遺産分割の流れを動画でご覧になりたい方はコチラ

遺産分割でもらえる相続財産の見通しが立つ

遺産分割を弁護士に相談する際、相続財産の額が大まかに分かれば、各相続人が受け取れる相続財産の見通しの説明を受けることができます。

もっとも、弁護士が正確な計算をするには、不動産の評価額、生前贈与などの特別受益の金額がわからないといけません。

また、不動産を相続したい相続人が複数いる場合など遺産分割の方法に争いがある場合には、弁護士として正確な見通しを立てるのは簡単ではありません。

遺産分割の弁護士費用の見積もりをもらえる

遺産分割を弁護士に相談し、依頼を検討しようとお考えの場合には、弁護士から遺産分割の弁護士費用の見積もりをもらうことができます。

遺産分割の弁護士費用の相場については、後で詳しくご説明します。

遺産分割を弁護士に依頼すべき場合とは?

では、どのような場合に、遺産分割を弁護士に依頼すべきなのでしょうか。

次のような場合には、遺産分割を弁護士に依頼することを検討してください。

  1. 相手が遺産分割の代理人として弁護士を立てた場合
  2. 相手が遺産分割調停を申し立てた場合
  3. 相手が遺産分割協議に応じない場合
  4. 相手の作成した遺産分割協議書に納得できない場合
  5. 相手から遺産分割の連絡が来ない場合

相手が遺産分割の代理人として弁護士を立てた場合

相手が弁護士を立てた場合、相手の弁護士と遺産分割の交渉をしなければならなくなりますので、不利になる可能性が高いです。

相手の弁護士は話し合いが進まないと考えたらすぐに遺産分割調停を起こしてくることもあれば、連絡をせずにあなたがしびれを切らすのを待つ戦略を取ってくる可能性もあります。

相手の弁護士のペースにならないよう、あなたも弁護士に依頼することを検討すべきです。

詳しくは「相手が相続の代理人に弁護士を立ててきたら?手紙連絡がない?」をご覧ください。

相手が遺産分割調停を申し立てた場合

相手が遺産分割調停を申し立てた場合、こちらも対応しないといけませんが、自分で調停を進めるのはとても難しいです。

調停でやってはいけないこともありますので、勝つためには弁護士に依頼することを検討した方がよいでしょう。

詳しくは「遺産分割相続調停で勝つのにやってはいけないこと聞かれることとは?」をご覧ください。

相手が遺産分割協議に応じない場合

相手が遺産分割協議に応じない場合、放置しておくと相続税の申告に影響が出たり、遺産分割手続が複雑になってしまう恐れがあります。

相手が遺産分割協議に応じない場合、相手に好きにさせないように弁護士に依頼した方がよいです。

詳しくは「相続人の一人が遺産分割協議相続の話し合いを応じない拒否への対処法」をご覧ください。

相手の作成した遺産分割協議書に納得できない場合

相手が遺産分割協議書を作成した場合、相手としては遺産分割をまとめようとしていますので、署名捺印を迫られる可能性があります。

遺産分割協議書に署名捺印してしまうとやり直しはできませんので、相手に対抗するために弁護士に依頼することを検討しましょう。

詳しくは「遺産分割協議書の相続に納得できないならハンコを押さないでよい?」をご覧ください。

相手から遺産分割の連絡が来ない場合

相手から遺産分割の連絡が来ない場合、相手が遺産隠しをしようとしていたり、遺産を独占しようと考えている可能性もあります。

遺産を隠された場合、調査するのが大変なので、相続財産を保全するために、弁護士に依頼することを検討しましょう。

詳しくは「遺産相続で相手が何も言ってこない?兄弟が何もしないのはなぜ?」をご覧ください。

遺産分割で弁護士を選ぶ3つのポイント

遺産分割で弁護士を選ぶ3つのポイントは、次のとおりです。

  1. 遺産分割の無料相談実績が豊富
  2. 遺産分割の解決実績がHPで紹介されている
  3. 司法書士・税理士等の専門家と連携している

遺産分割の弁護士の選び方やランキングについて詳しく知りたい方は「遺産相続弁護士ランキングは?相続に強い弁護士の選び方は口コミ?」をご覧ください。

遺産分割の無料相談実績が豊富

弁護士による無料相談遺産分割は、相続人間の関係も相続財産の種類も様々で、それぞれに対応した解決法に習熟していないといけいけません。

法律事務所リンクスは、無料相談の実績が500件、解決実績も150件を超えており(2025年現在)、その内容も数億円の不動産を含む相続財産の遺産分割、遺留分侵害額請求から1000万円を超える遺産隠しの取戻しまで多様です。

遺産分割の解決実績がHPで紹介されている

遺産分割は交渉で終わることもあれば、家庭裁判所における遺産分割調停・審判をしないといけないこともありますので、遺産分割に強い弁護士はこれらの手続に対応できて、解決できる必要があります。

遺産分割協議・調停・審判の解決実績が紹介されていれば、その事務所の弁護士がどのようにご依頼を解決したかを知ることができますので、とても安心できると思います。

法律事務所リンクスでは、代表的な解決実績をホームページに掲載しております。詳しくは解決実績のページをご覧ください。

司法書士・税理士等の専門家との連携

税理士・司法書士との連携

遺産分割では、相続財産が一定額を超える場合、相続開始から10カ月以内に相続税を申告しなければなりません。

税務申告の内容がその後の遺産分割に影響することもありますので、弁護士と税理士の連携が不可欠です。

また、相続財産に不動産が含まれている場合、遺産分割終了後に相続登記をすることとなりますが、遺産分割の条項が誤っていると登記できないことがあります。

このようなことにならないよう、弁護士と司法書士の連携も不可欠です。

法律事務所リンクスでは、税理士・司法書士と連携して対応しております。

遺産分割の弁護士費用の相場

遺産分割の弁護士費用は相談料、着手金、報酬金、実費、日当があります。

遺産分割の相談料

遺産分割の相談料は30分5000円(税別)としている弁護士事務所が多いですが、無料としている弁護士事務所もあります。

法律事務所リンクスも相談料は無料なので、お気軽にご相談ください。

遺産分割の着手金

遺産分割の着手金とは、依頼直後に支払う弁護士費用のことです。

遺産分割の着手金には主に3つの決め方があり、弁護士事務所によって異なります。

遺産分割でもらえる見込額の5~8%を着手金とする弁護士事務所

遺産分割の着手金を遺産分割でもらえる見込額の5~8%とする弁護士事務所の場合、見込額を計算して着手金を決定します。

見込額の計算が正確にできない場合は概算で着手金を決定することになりますが、着手金が比較的高額となる傾向があります。

遺産分割の着手金を定額の20万円~200万円とする弁護士事務所

遺産分割の着手金を一定金額にしている弁護士事務所の場合、事案の難易度や報酬の見立てに応じて着手金を決定します。

事案が難しい場合や報酬の見通しが立たない場合には、この方式が利用されることが多いです。

遺産分割の着手金を0円とする弁護士事務所

遺産分割の着手金を0円とする弁護士事務所は、弁護士費用は遺産をもらった後に支払う後払いということになります。

法律事務所リンクスは、難しい事案を除き、着手金0円の弁護士費用後払いに対応することが可能です。

遺産分割の報酬金

遺産分割の報酬金は、次のとおり遺産分割で取得した金額の何パーセントという形で決めておくことが多いです。

法律事務所リンクスの報酬金については、法律事務所リンクスの遺産分割の弁護士費用をご覧ください。

取得額 成功報酬(税別)
~300万円に当たる部分 16%
~3000万円に当たる部分 10%+18万円
~3億円に当たる部分 6%+138万円
3億円を超える部分 4%+738万円

遺産分割の実費

遺産分割の実費には、戸籍や取引履歴等の取寄費用、交通費、通信費等があり、1万円~数万円程度になることが多いです。

遺産分割の日当

遺産分割調停で遠方に出張する場合には、次の基準で日当が発生することがありますが、最近ではウェブで調停をすることが可能なので、日当が発生することは多くないです。

移動時間 日当の金額(税別)
半日(往復2時間超4時間以内) 3万円以上5万円以下
一日(往復4時間超) 5万円以上10万円以下

遺産分割の弁護士費用を具体的に計算するといくら?

遺産分割の弁護士費用について、これまでに紹介した計算方法を前提として、具体例を基に計算してみたいと思います。

遺産分割の着手金が0円の事務所が弁護士費用が一番安いことがお分かりいただけると思います。

遺産分割で5000万円を取得する場合

遺産分割でもらえる見込額の5~8%を着手金とする弁護士事務所の場合

着手金:5000万円×5%=250万円(税別)

報酬金:300万×0.16+2700×0.1+2000×0.08=478万円(税別)

合計:250万円+478万円=728万円(税別)

遺産分割の着手金を定額の20万円~100万円とする弁護士事務所の場合

着手金:100万円(税別)

報酬金:478万円(税別)

合計:100万円+478万円=578万円(税別)

遺産分割の着手金を0円とする弁護士事務所の場合

着手金:0円

報酬金:478万円(税別)

合計:478万円

遺産分割で1億円を取得する場合

遺産分割でもらえる見込額の5~8%を着手金とする弁護士事務所の場合

着手金:1億円万円×5%=500万円(税別)

報酬金:300万×0.16+2700×0.1+7000×0.08=878万円(税別)

合計:500万円+878万円=1378万円(税別)

遺産分割の着手金を定額の20万円~100万円とする弁護士事務所の場合

着手金:200万円(税別)

報酬金:878万円(税別)

合計:200万円+878万円=1078万円(税別)

遺産分割の着手金を0円とする弁護士事務所の場合

着手金:0円

報酬金:878万円(税別)

合計:878万円

遺産分割の弁護士費用は誰が払う?

遺産分割の弁護士費用は誰が払うかは、自分で支払うことになります。

遺産分割の報酬金については成功報酬なので、遺産分割の終了後に遺産分割で取得した財産から支払うことができますが、着手金を支払わないといけない場合には、自分の財布から支払わないといけません。

そのようなご負担を掛けないよう、法律事務所リンクスでは、着手金0円で弁護士費用を後払いにする対応をさせて頂いております。

遺産分割以外の相続手続の弁護士費用

遺留分侵害額請求の弁護士費用

遺留分侵害額請求の弁護士費用には、遺産分割と同じく着手金と報酬金があり、金額は遺産分割と同等かそれ以上になる場合が多いです。

法律事務所リンクスの遺留分侵害額請求の弁護士費用は、遺産分割と同じ料金体系にしております。

詳しくは、法律事務所リンクスの遺留分侵害額請求の弁護士費用をご覧ください。

遺言書作成の弁護士費用

遺言書の弁護士費用は、自筆証書遺言であれば10万円以上、公正証書遺言であれば公証人に支払う諸費用含めて20万円前後になることが多いです。

法律事務所リンクスの遺言書作成の弁護士費用については、法律事務所リンクスの遺言書作成の弁護士費用をご覧ください。

遺言執行の弁護士費用

遺言執行の弁護士費用は、最低金額が30万円で、遺言執行の対象財産の評価額に応じて増額されることが多いです。

法律事務所リンクスの遺言執行の弁護士費用については、法律事務所リンクスの遺言執行の弁護士費用をご覧ください。

相続放棄の弁護士費用

相続放棄の弁護士費用は、死後3か月以内の場合には10万円以下のことが多いですが、死後3カ月を超える場合には10万円を上回ることもあります。

法律事務所リンクスの相続放棄の弁護士費用については、法律事務所リンクスの相続放棄の弁護士費用をご覧ください。

遺産分割を弁護士に依頼することに関するよくある質問

遺産分割を弁護士に任せるメリットは何ですか?

遺産分割を弁護士に任せるメリットは次の3つです。

  1. 弁護士が遺産分割に必要な資料を収集してくれる
  2. 弁護士の権限を使って遺産分割に必要な調査をしてくれる
  3. 相手方と遺産分割の交渉をして解決してくれる

詳しくは「相続を弁護士に任せるメリットは?雇った方がよい場合を解説」をご覧ください。

遺産分割協議書は必要ですか?

遺産分割協議書に署名捺印をすることで相続は完了しますので、遺産分割協議書は必要です。

詳しくは「遺産分割協議書は必要?作成できる人は?送られてきたら?印鑑証明は?」をご覧ください。

遺産分割調停に弁護士は必要ですか?

弁護士をつけることは義務ではないですが、弁護士を入れないと相手の弁護士や調停委員に対抗することは難しいことが多いです。

実際、自分で調停をすることを諦めた依頼者の方から、「弁護士が来ると調停委員の態度が変わる」「最初から先生に依頼しておけばよかった」というお声を頂きました。

詳しくは「遺産分割相続調停で勝つのにやってはいけないこと聞かれることとは?」をご覧ください。

遺産分割に強い弁護士への無料相談が必要

このように、遺産分割には様々な難しい問題がありますので、遺産分割に強い弁護士への無料相談をされることをお勧めしております。

遺産相続の専門家には、弁護士のほかに、司法書士、税理士がいます。

司法書士は登記の専門家、税理士は税の専門家ですが、法律の専門家ではないため、法的に難しい問題が生じた時に対応ができません。

弁護士は、遺産相続の手続にも紛争にも精通しておりますので、遺産相続の最初から最後までトータルサポートさせて頂くことが可能です。

法律事務所リンクスでは遺産相続問題に強い弁護士が無料相談を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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藤川真之介 弁護士の写真

弁護士法人法律事務所リンクス
代表弁護士 藤川 真之介
弁護士登録番号35346

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