遺産相続問題や土地の相続で兄弟がもめるトラブルになる理由は?
遺産相続で他の兄弟と意見が合わない場合
相続で揉める家族の特徴~相続トラブルの3つの理由
遺産相続問題や土地の相続で兄弟がもめるトラブルになる原因を簡単に整理することはできませんが、法律事務所リンクスの弁護士が経験してきたところによれば、次のような相続で揉める家族の特徴が表れている場合が多いです。
- 土地の相続で兄弟の考え方が違う場合
- 親に貢献したとみるか親から利益を受けたとみるかで家族兄弟に違いがある場合
- 遺産を分割すると不利益を受ける兄弟がいる家族
兄弟間でもめる相続トラブルの解説を動画でご覧になりたい方はコチラ
土地の相続に対する兄弟間での考え方の違い
土地を相続したい兄弟と土地を売却したい兄弟
兄弟の間で土地を相続したい人と土地を売却したい人がいる場合、相続でもめるトラブルになるのは必定です・
このような場合、当事者間で考え方の違いを埋めようがありませんので、遺産相続に詳しい弁護士に入ってもらい、法的な観点からみてどのようにするのがよいのかを知り、あなたの立場における利益を最大限実現してもらうことが大事になります。
不動産を相続したい側の利益を実現する方法を詳しく知りたい方は、「不動産を単独で相続するには?」をご覧ください。
不動産を売却しい側の利益を実現する方法を詳しく知りたい方は、「不動産を売却するには?」をご覧ください。
親に貢献したとみるか親から利益を受けたとみるか
父親と一緒に家業をしてきた兄弟と家を出た兄弟
父親と一緒に家業をしてきた兄弟と家を出て行った兄弟では、家業の今後に関する考えに違いがあることがあります。
父親と一緒に家業をしてきた兄弟は家業を続けたいと考えるのに対して、その他の兄弟は店を手放してきちんと遺産分割して欲しいと考えます。
介護をした同居の兄弟と介護をしなかった別居の兄弟
故人の介護をしていた同居の兄弟と介護をしなかった別居の兄弟では、生前に見ていた景色が異なります。
故人の介護をしていた同居の兄弟からすれば、別居の兄弟は楽をしていたのであるから、自分の故人への貢献を相続割合で評価すべきだと考えるようになるでしょう。
これに対して、別居の兄弟からすれば、同居の兄弟は故人の家に住まい、故人から利益を受けてきたのだから、十分に評価されていると考えるようになるでしょう。
このような見る人による景色の違いを当事者間で埋めることは難しいと思います。
そこで、遺産相続に詳しい弁護士に入ってもらい、法的な観点からみて相続割合がどうなるのかを知り、あなたの利益を最大限実現してもらうことが大事になります。
故人への貢献の法的評価
故人への貢献は法的には「寄与分」として評価され、相続割合が増える可能性があります。
介護等の故人に対する貢献が寄与分となるか知りたい方は、「介護等が寄与分になるか知りたい」をご覧ください。
故人から受けた利益の評価
故人から受けた利益は法的には「特別受益」として評価され、相続割合を減らす可能性があります。
生前贈与等の特別受益の問題について詳しく知りたい方は、「生前贈与が特別受益になるか知りたい」をご覧ください。
遺産を分割すると不利益を受ける人がいる
遺産をきちんと分割するには、すべての相続財産が開示され、遺産が隠されていないことが最低限必要です。
にもかかわらず、相続人の中には、遺産独占しようとしてか、相続財産を開示しなかったり、遺産隠しをする人がいます。
このような遺産分割の最低限のルールすら守らない人を相手にするには、相続財産調査や遺産隠しの摘発のプロである弁護士を代理人とするほかありません。
このような場合、できる限り早く遺産相続に詳しい弁護士の無料相談を利用して、相続財産の調査・保全の手続きを取り、遺産分割手続を開始することが望ましいことになります。
相続財産の調査について詳しく知りたい方は、「相続財産の調査がしたい」をご覧ください。
遺産隠しについて特に詳しく知りたい方は、「遺産隠しについて相談したい」をご覧ください。
「きちんとした遺産分割」「公平な遺産相続」とは?
相続において「遺産をきちんと分けたい」「公平な遺産相続をしたい」というお話をよく聞きます。
しかし、人によって、きちんとした遺産分割や公平な遺産相続に対するイメージが違うように感じます。
ある人は「故人に貢献した人が報われるような遺産分割こそきちんとしている」と考えるでしょう。
ある人は「均等に分割することこそ故人の遺志に適っており公平である」と考えるでしょう。
このように相続に対する考え方は様々であり、その違いは当事者同士ではなかなか埋まりません。
そのような場合にこそ、法律と交渉のプロである弁護士への無料相談を利用されることをお勧めします。
遺産相続に強い弁護士への無料相談が必要
このように、兄弟間の相続には様々な難しい問題がありますので、遺産相続に強い弁護士への無料相談をされることをお勧めしております。
遺産相続の専門家には、弁護士のほかに、司法書士、税理士がいます。
司法書士は登記の専門家、税理士は税の専門家ですが、法律の専門家ではないため、法的に難しい問題が生じた時に対応ができません。
弁護士は、遺産相続の手続にも紛争にも精通しておりますので、遺産相続の最初から最後までトータルサポートさせて頂くことが可能です。
法律事務所リンクスでは遺産相続問題に強い弁護士が無料相談を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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