親に遺言を書いてもらう方法が知りたい
親に遺言を書いてもらうには?
親が遺言書を書かない理由
遺言書を書いてもらうにはその人が遺言書を書かない理由を分析する必要がありますが、次の3つはその代表例だと思います。
- 遺言書を書くのは死ぬ直前だと思っている。
- 遺言書を書くのが面倒くさい。
- 遺言書を書かなくても相続トラブルは起きないと思っている。
ここではこの3つのタイプの遺言を書かない人の対策を考えてみたいと思います。
もちろん、遺言書を書かない理由は人によって違いますのせ責任は持てませんが、何かの参考になれば幸いです。
① 遺言書を書くのは死ぬ直前だと思っている人への対策
遺言書というと死と結び付けがちなので、どうしても二の足を踏んで書くのが遅れ遅れになってしまいがちです。
しかし、高齢になると人は突然病気になったり、判断能力が低下したり、場合によっては認知症になってしまうものです。
そうなってしまった場合、次のようなことはできなくなってしまう可能性があります。
- 窓口で高額の預金を引き出す。
- 老人ホームに入るために家を売却する。
- 所有している賃貸マンションの契約管理をする。
遺言書というと敬遠しがちな人でも、このような場合のことはもう少し現実的に考えている可能性があります。
そこで、病気になったり判断能力が低下した場合の財産管理をどうすればよいかについて話し合うことから初めてみるのがよいかもしれません。
高齢者の財産管理について詳しく知りたい方は、「高齢の親の財産管理の相談がしたい」をご覧ください。
② 遺言書を書くのが面倒くさい人への対策
遺言書を書くのが面倒くさい人にはそのハードルを下げるしかありません。
そこで、次の2つの方法を試してみるのはいかがでしょうか。
① あなたが自分の遺言書を書いてみる
あなたが自分の遺言書を書いてみれば意外と面倒くさくないことが実感できると思います。
そうすれば、親御さんにその経験を伝えられるので、親御さんの面倒くさいという気持ちも変わるかもしれません。
その際、実際に弁護士に相談してみたり、遺言書セミナーに参加してみると、よりリアルな話ができるかもしれません。
遺言書の書き方について詳しく知りたい方は「遺言書の書き方が知りたいのですが?」をご覧ください。
② エンディングノートを利用する
遺言書というと身構えてしまう人も多いですが、マスコミなどでも話題となっているエンディングノートであれば、メッセージノートなので、そこまで身構えないかもしれません。
あなたも一緒にエンディングノートを作成してみてはいかがでしょうか。
③ 相続トラブルは起きないと思っている人への対策
「我が家で相続トラブルは起きない」と思っている人に「我が家で相続トラブルは起きる」と言っても喧嘩になるだけなので、マスコミや週刊誌で報道されている話や「家族仲が良かった知り合いの家でこういうトラブルが起きている」などと回りくどい話をするしかないかもしれません。
遺産相続に強い弁護士による遺言書無料診断が必要
このように、遺言書には難しい問題がありますので、遺産相続に強い弁護士による無料診断を受けられることをお勧めしております。
遺産相続の専門家には、弁護士のほかに、司法書士、税理士がいます。
司法書士は登記の専門家、税理士は税の専門家ですが、法律の専門家ではないため、法的に難しい問題が生じた時に対応ができません。
弁護士は、遺産相続の手続にも紛争にも精通しておりますので、遺産相続の最初から最後までトータルサポートさせて頂くことが可能です。
法律事務所リンクスでは遺産相続問題に強い弁護士が遺言書無料診断サービス遺言書の無料診断を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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